犬とサッカー好き

サッカーに関するブログをあげていきます。よかったら見に来てスターと、読者になるを押していってください!Twitterのフォローもお願いします!

高校サッカー 福岡決勝

10日、第97回全国高校サッカー選手権福岡県予選決勝が行われ、6年連続20度目の出場を目指す東福岡高と10年ぶり3度目の出場を目指す筑陽学園高が対戦した。

 

試合は序盤から東福岡が主導権を握って押し込む展開となったが、筑陽学園も対人プレーに長じるDF吉村(2年)、186cmの長身を誇るDF栗原(3年)の両CBを中心に粘り強く防戦。ワイドから切り崩されるシーンもあったものの、ゴール前の攻防では譲ることなく耐えながら、反撃を待ち続けた。

 

DF中垣(3年)のロングスローやFW赤司のミドルシュートでゴールを脅かすシーンを作るなど徐々にペースを掴むと、迎えた32分にはMF古賀勇貴(3年)のスルーパスに反応した赤司が抜け出し、GK松田(3年)を破る見事なシュートを左足で流し込む。総じて劣勢だった筑陽学園が先制点、試合を1ー0と一点差とし、筑陽学園が試合を有利とする。

 

だが、後半2分、東福岡の右サイドでボールを持ったDF中村(3年)が対角線上のスペースへとロビングのパスを通す。事前のスカウティングから隙があると踏んでいたポイントを突く攻撃で、最後は2列目から飛び出した中村が粘り強く押し込んで同点ゴールを奪い取った。

 

1-1と振り出しに戻った試合はここから均衡する。中村は「もっと得点後からアグレッシブに行くベきだった」と悔やんだが、それでもボールを握っていたのは東福岡。後半21分からはMF福田翔生(3年)を投入し、U-16日本代表MF荒木遼太郎(2年)をアンカーの位置へ下げたより攻撃的な形にシフトチェンジし、さらに攻勢を強めてゴールへ迫った。

アディショナルタイムには青木が左サイドから力強い突破を見せての決定的シュートを放つが、これは内ポスト直撃。惜しくもゴールは生まれない。試合は延長戦へもつれ込んだ。

 

そして迎えた延長前半3分、東福岡の荒木のクリアに始まったカウンターアタックで右サイドから交代出場のMF堺悠人(2年)が持ち出して、福田、これを福田がサイドのスペースへとラストパスを通した、森重潤也監督も「よく観ていた」と称賛したこのアシストに走り込んだのは1年生MFの青木。「気持ちで振り抜いた」という一発が見事にゴールネットを揺らし、ついに東福岡が逆転に成功した。

 

筑陽学園もここから赤司を中心に反撃。交代出場のFW深松大雅(2年)も絡んでの攻撃を見せたが、東福岡の守備に阻まれ、試合終了、東福岡が6年連続20回目の全国出場。全国切符を獲得し、日本一奪還に向けた最初の一歩を踏み出した。

 

個人的には、とてもレベルの戦いを見せてくれて本当にいい試合だったと思います。全国でも、いい試合が見せれるようにしてほしいですね。

 

にほんブログ村 サッカーブログへ
にほんブログ村